東日本大震災・原発事故

漫画「弱虫ペダル」パネルなど展示 4~7日、福島市の民報ビル ツール・ド・ふくしま理念に共鳴

2023/09/02 18:15

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4日から一般公開される「弱虫ペダル」キャラクターのパネル=福島市太田町、民報ビル
4日から一般公開される「弱虫ペダル」キャラクターのパネル=福島市太田町、民報ビル

 東京電力福島第1原発事故で避難区域が設定された福島県内12市町村にいわき、相馬、新地の3市町を加えた15市町村で9、10の両日催される福島復興サイクルロードレースシリーズ「ツール・ド・ふくしま2023」に先立ち、人気漫画「弱虫ペダル」のパネル・複製原画展が4日から7日まで福島市の民報ビルで開かれる。

 弱虫ペダルは自転車競技を通じ、少年が成長する姿を描いた本格的なスポーツ漫画。「週刊少年チャンピオン」で連載されている。会場には主人公の「小野田坂道」をはじめ、主要キャラクターのパネル10枚と複製原画を展示している。

 作者の渡辺航さんは東日本大震災と原発事故発生以降、チャリティーグッズの販売などを通して復興を支援している。浜通りを舞台とするレースの理念に共鳴し、協力が実現した。

 観覧は無料。誰でも自由に観覧できる。時間は午前9時~午後5時。問い合わせは福島民報社企画推進部(平日午前9時~午後5時30分) 電話024(531)4161へ。


■Jヴィレッジにも9、10日展示

 パネルや複製原画はレースの運営拠点となるJヴィレッジ(楢葉・広野町)に9、10の両日展示される。公式グッズも販売する。大会に参加しない一般来場者も自由に観覧できる。両日とも先着千人に、大会とコラボしたオリジナルステッカーを配る。時間は午前8時~午後4時。