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新十両の高橋関を地元一丸で応援 福島県須賀川市で後援会設立 会員募集へ

2023/09/09 09:03

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後援会の体制などを決めた設立総会
後援会の体制などを決めた設立総会

 大相撲秋場所(10日初日、両国国技館)に新十両として臨む西十両12枚目、高橋関(24)=本名・高橋優太、二所ノ関部屋=の後援会が8日、出身地の福島県須賀川市で設立された。地元が一丸で高橋関を応援していく。

 二所ノ関部屋への協力や観戦企画、記念品の配布などを通し、地域で応援する機運を高める。市内の10団体が中核を担う。秋場所中は市民交流センターtette(テッテ)に設置されたテレビで大相撲中継を流す方針。

 年会費は個人が一口5千円、法人・団体が一口1万円とし、寄付金などは随時受け付ける。会員の募集時期などは調整中。

 市役所で設立総会を開き、橋本克也市長を会長とする役員案を承認した。橋本市長は「本市初の関取誕生の快挙に多くの市民が感動と勇気をもらっている。勝負の世界で挑戦する高橋関が横綱を目指して精進できるよう協力をしてほしい」とあいさつした。

 副会長に菊地大介須賀川商工会議所会頭、佐々木一成JA夢みなみ組合長、糸井一郎岩瀬商工会長、若杉繁雄長沼商工会長、吉田大二大東商工会長、伊藤平男須賀川信用金庫理事長が就いた。市生涯学習スポーツ課が事務局となる。