東日本大震災と東京電力福島第１原発事故発生後の福島県を舞台にしたアニメ映画「とんがり頭のごん太―２つの名前を生きた福島被災犬の物語―」が、６月の中国・上海国際映画祭に続き、新たにカナダとポルトガルの映画祭にノミネートされた。

　ノミネートされたのはカナダのバンクーバー・アジアン映画祭アニメーション長編部門と、ポルトガルのエスピーニョ・アニメーション国際映画祭長編映画国際コンペティション部門。いずれも１１月に開催される。

　「とんがり頭のごん太」は震災と原発事故で離れ離れになった浪江町の犬と飼い主の絆、動物保護ボランティアの無償の愛を描いている。ワオ・コーポレーションの製作、福島民報社と光文社が協力した。