東日本大震災・原発事故

復興願い作られたタオルなど並ぶ 福島県双葉町に事業所を置く浅野撚糸 10月1日まで東京都の明治座で販売

2023/09/15 20:30

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浅野撚糸のタオルをPRする(右から)三田社長、浅野社長、川本理事長
浅野撚糸のタオルをPRする(右から)三田社長、浅野社長、川本理事長

 福島県双葉町に事業所を置く浅野撚糸(本社・岐阜県)の商品販売ブースが10月1日まで東京都中央区の明治座に設置されている。軽くて柔らかな手触り、高い吸水性が特長のタオルが販売されている。

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興を願い、スーパー銭湯アイドルとして知られる男性歌謡グループ「純烈」の公演に合わせて企画。全国の信用金庫でつくる「よい仕事おこしネットワーク」、明治座の協力で実現した。双葉町の復興を願って作られたタオル「ダキシメテフタバ」などが並ぶ。

 12日は明治座の三田芳裕社長、浅野撚糸の浅野雅己社長、よい仕事おこしネットワーク事務局を務める城南信用金庫の川本恭治理事長がブースを訪れた。浅野社長は「この機会に多くの人に商品を知ってもらうとともに、復興に向かう双葉町の現状にも関心を持ってもらいたい」と語った。