バド連続「銅」のワタガシ 東野「感謝でいっぱい」

2024/08/03 22:11

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 【パリ共同】バドミントン混合ダブルスで2大会連続の銅メダルを獲得した渡辺勇大、東野有紗組(BIPROGY)が3日、パリ市内で記者会見し、東野は「勇大君とは13年間組んできて、2回も五輪でメダルを取れるとは思ってもいなかった。感謝の気持ちでいっぱい」と喜びを語った。

 東京五輪後は好結果を求められる中で、互いにモチベーションの低下に苦しんだ時期があった。昨年12月のワールドツアー(WT)ファイナル準決勝で敗退した際は、東野がつらい胸中を打ち明けたといい、渡辺は「弱みを見せることが最終的にプラスに働いてくれた」と振り返った。

 激戦を乗り越え、東野は「ここ数日全然寝られなかった。ベッドで思い切り寝たい」と語り、渡辺も「いったん目覚ましのアラームなしで寝たい」と笑わせた。