「優勝でき、ほっとしている。試合に出ていない選手も含めチームが一つになれた」と強調した。７月から監督を務め、３連覇に導いた。

　いわき市が初優勝を果たした第１１回大会から７年間、野手コーチとしてチームを支えてきた。８年目の今年は関係者から打診があり、指揮官に就任した。初回から積極的に仕掛ける打線を意識し、今大会の５試合全てで先攻を選択。全試合で先制点を奪い、主導権を握って有利に試合を進めた。

　コーチ時代に優勝を４度経験した村上監督にとって、今回の優勝は達成感が異なるという。「３連覇の重圧や、多くの選手を預かるという責任、とにかく大変だった」。監督を継続するかどうかは未定だ。「今はただ喜びに浸りたい」と笑顔で話した。