
監督就任から23年目で2度目の花園出場を果たした。「選手が本当によく頑張ってくれた」と喜んだ。
「明るい1年生と、それを受け入れる懐の深い3年生がいて雰囲気が良い」と今のチームを評価する。選手に負担をかけ過ぎないよう、夏場は練習時間を1時間程度に短くするなど効率的なチームづくりにも取り組む。
2年前からラグビー部員が寮に入れるようになり、パンフレットを抱えて各地を回ることも。ただ、「人は水物なのでうまくいかない時もある。ゆっくりチームを成長させたい」と長期的な視点を持つ。
決勝前日の練習で生徒のタックルを受けて鎖骨を折り、痛みを押してこの舞台に立った。花園に向けて「初心に戻って準備する」と力を込めた。
伊達市出身。聖光学院高、八戸工大工学部卒。2002(平成14)年からラグビー部監督を務める。