高校サッカー

全国高校サッカー選手権開幕 尚志、29日東福岡戦

2024/12/29 14:00

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 第103回全国高校サッカー選手権は28日、東京・国立競技場で開幕し、開会式後に行われた1回戦で15大会ぶり出場の帝京(東京B)が京都橘に2―1で競り勝ち、2回戦に進んだ。前半にラビーニがCKに頭で合わせて先制。後半に一時は追い付かれたが、宮本の得点で勝ち越した。

 29日は首都圏8会場で、福井商―大津(熊本)など1回戦の残り15試合が行われる。2大会連続5度目の制覇を狙う青森山田や、強豪の流通経大柏(千葉)は31日の2回戦から登場する。

 準決勝は来年1月11日、決勝は同13日に国立競技場で実施される。

 

■イレブン堂々行進 千住主将「初戦制す」

 開会式では都道府県大会を勝ち上がった代表校が入場行進した。4年連続15度目の出場となる福島県代表の尚志イレブンは堂々とした足取りで歩き、目標の全国制覇へ闘志をみなぎらせた。

 校旗を掲げて先導したFW千住澪央主将(3年)は全国の舞台で、自信を持ってプレーするとの思いで歩いた。「全員が前向きに戦い、しっかり初戦を制する」と決意を示した。

 仲村浩二監督は「1回戦に向け、気が引き締まった」と言葉に力を込めた。相手は選手権、全国高校総体(インターハイ)でそれぞれ3度の優勝を誇る東福岡。「強豪に覚悟を持って戦う。楽しみたい」と意気込んだ。

 試合は29日午後2時10分から、さいたま市のNACK5スタジアム大宮で行われる。