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福島県男子3位 都道府県駅伝 県勢歴代最高記録6大会ぶりメダル

2025/01/20 11:07

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順位を二つ上げ、7区山口が3位でフィニッシュする
順位を二つ上げ、7区山口が3位でフィニッシュする
3位入賞した(上段左から)増子、伊藤、谷中(下段左から)栗村、村越、星、山口
3位入賞した(上段左から)増子、伊藤、谷中(下段左から)栗村、村越、星、山口

 第30回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会は19日、広島市の平和記念公園前をスタート・フィニッシュとする7区間48・0キロで行われ、福島県チームは歴代最高タイムを更新する2時間18分2秒で3位だった。福島県がメダル圏内の3位以内に入ったのは、初優勝した2019(平成31)年1月の第24回大会以来6大会ぶり5度目。2020(令和2)年の第25回大会に記録した2時間19分42秒を1分40秒縮めた。

 福島県は、1区の増子陽太(17)=学法石川高2年=が序盤から先頭を争う積極的な走りでトップと14秒差の3位と好スタートを切った。2区伊藤瞭太(15)=三春中3年=が順位を一つ上げ2位でつなぎ、3区谷中晴(19)=駒大1年、帝京安積高出身=が首位長野を抜いてトップに立った。

 4区栗村凌(17)=学法石川高2年=が区間2位の好走で先頭をキープ。5区村越柊哉(18)=帝京安積高3年=は順位を6位まで落としたが、粘りの走りで6区星柊斗(14)=猪苗代中3年=につないだ。星は区間6位の力走で5位と入賞圏内を死守した。最長区間7区を任されたアンカー山口智規(21)=早大3年、学法石川高出身=が順位を二つ上げ、3位でフィニッシュテープを切った。

 長野が新型コロナウイルスの影響で中止となった2年を挟み、史上初の4連覇を果たした。

 大会は日本陸連の主催。全国47都道府県の代表チームが出場した。新型コロナの影響で2021年の26回、2022年の27回大会は中止となった。


■福島県選手の成績

 ※白丸数字が区間、黒丸数字が通算順位

区間 距離(キロ) 氏 名   所 属     記 録    区通

1   7.0  増子 陽太 学法石川高2年 19分47秒 ➂➌

2   3.0  伊藤 瞭太 三春中3年    8分39秒 ➆➋

3   8.5  谷中  晴 駒大1年    23分55秒 ⑫➊

4   5.0  栗村  凌 学法石川高2年 14分10秒 ➁➊

5   8.5  村越 柊哉 帝京安積高3年 25分27秒 ㉔➏

6   3.0  星  柊斗 猪苗代中3年   8分49秒 ➅➎

7  13.0  山口 智規 早大3年    37分15秒 ➃➌