「イナイチあまざけ」7日発売 猪苗代湖畔自転車コースPRへ 郡山市と宝来屋が共同開発

2025/04/04 09:27

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発表会に臨む(左から)柳沼専務、佐藤代表、佐々木さん
発表会に臨む(左から)柳沼専務、佐藤代表、佐々木さん

 猪苗代湖畔を1周する自転車専用コース・通称「イナイチ」の認知拡大を目指し、福島県郡山市と市内の宝来屋本店は自転車愛好者らをターゲットとした甘酒「イナイチあまざけ」を共同開発した。3日、市役所で発表会を開いた。

 レモン風味で粒がなく、すっきりした味わいに仕上げており、運動中でも飲みやすいよう工夫した。甘酒はブドウ糖が含まれ、疲労回復効果があり「飲む点滴」とも呼ばれている。スポーツを楽しむ人への販路拡大を目指していた同社と、イナイチの周知を図っている市の方針が合致し、商品化が実現した。

 350ミリリットルで、税込み324円。7日に発売し、市内や県南、会津地方のヨークベニマルや、コンビニなどで取り扱う。

 発表会には宝来屋本店の柳沼真行専務、市観光政策課の佐々木由香さん、サイクリストの佐藤文生さん(サトーサイクル代表)が出席し、商品の魅力をアピールした。