29日「昭和の日」 福島県の会津若松市役所 趣残し新庁舎完成

2025/04/29 10:24

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完成した会津若松市役所新庁舎。歴史的価値が高い旧館(右)は昭和の雰囲気が残る完成した会津若松市役所新庁舎。歴史的価値が高い旧館(右)は昭和の雰囲気が残る
完成した会津若松市役所新庁舎。歴史的価値が高い旧館(右)は昭和の雰囲気が残る完成した会津若松市役所新庁舎。歴史的価値が高い旧館(右)は昭和の雰囲気が残る

 今年は「昭和100年」に当たる。福島県の会津若松市役所本庁舎は戦前の建設当時からの趣を残し、「昭和の日」の29日、新たに生まれ変わる。

 本庁舎は1937(昭和12)年の完成。歴史的建築物として長く市民に親しまれてきた。老朽化に伴い平成から令和にかけて新庁舎の整備が進められてきた。

 正面に当たる庁舎北側は城下町の景観と調和した従来の外観を生かした。ガラス張りとした南側の高層階からは鶴ケ城など市内の名所を一望できる。人工知能(AI)による総合案内を導入し、来庁者の利便性向上も図った。

 29日は午前11時から完成記念式典を行い、正午から内覧会を開く。ゴールデンウイーク(GW)明けの5月7日に開庁する。