「人権の花」大事に育てて 小学校にマリーゴールドの苗とプランター 福島県いわき市

2025/05/31 16:15

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会田所長から苗を受ける渡辺さん(中央)
会田所長から苗を受ける渡辺さん(中央)

 福島県いわき市は29日、市内の赤井小に「人権の花」運動の資材としてマリーゴールドの苗とプランターを贈呈した。花を育てることを通して情操を豊かにし、思いやりの心を育ててもらう。

 市男女共同・多文化共生センターの会田尚彦所長が「花を大事に育てるように、友達の気持ちに気付くことなどが人権を大事にすることにつながる」、福島地方法務局の佐々木賢一いわき支局長は「感謝する気持ちを大切にしてほしい。これを機会に人権について考えてほしい」とあいさつした。

 会田所長が渡辺真唯さん(6年)に苗を、佐々木支局長が石川芽依さん(同)にプランターをそれぞれ手渡した。遠藤百花さん(同)が「みんなで協力して育てていきます」とお礼を述べた。

 いわき人権擁護委員の鈴木栄子さんがあいさつした後、プランターへ花の苗の植え替えをした。

 「人権の花」運動の資材は綴小、小名浜東小、永崎小、勿来三小にも配布された。

(いわき版)