
福島県内の大学生で構成するNPO法人ドットジェイピー福島支部は5日、福島市中心部で街頭啓発「投票所あっちだべプロジェクト」を展開し、若年層を中心に投票を呼びかけた。
日大工学部2年の吉田雅斗さん(19)=田村市=と福島大経済経営学類1年の佐藤朝日さん(18)=福島市=がプラカードを手にJR福島駅東口を出発。期日前投票所がある福島市役所複合棟(市民センター)までを練り歩いた。
投票率アップを目的として、半年に1度のペースで実施している。福島支部では今回から初めて、活動の模様を交流サイト(SNS)上に投稿し、呼びかけを強める。
12日も福島大、日大工学部のメンバーが街頭に立つ。吉田さんは「同世代を中心に政治への関心を広めていきたい」と語った。2022(令和4)年に行われた前回参院選の県内投票率は53・40%。10代は32・77%、20代は33・23%だった。
県選管委は13日に県内一斉の街頭啓発を予定している。