カブトムシ、夏へ出陣！　福島県田村市常葉町の「ムシムシランド」　放虫へ羽化最盛期

　７日は二十四節気の小暑。梅雨明けが近く、暑さが本格的になる時期とされる。福島県田村市常葉町の観光施設「ムシムシランド」のカブトムシドームに放されるカブトムシの羽化が最盛期を迎えている。

　施設を運営する市常葉振興公社は約１万８千匹を市内の農家３軒に預け、育てている。このうち佐藤澄夫さん（６８）方の飼育床では、羽化した７センチほどの成虫が元気に動き回っている。

　１１日にはカブトムシドームで地元の５歳児約８０人が放虫式を行い、１２日に開所する。公社常務の吉田吉徳さん（６２）は「多くの子どもたちに昆虫と接する楽しさを体験してほしい」と来場を呼びかけている。