
▽2回戦 学法福島6-4葵
【評】学法福島が長打攻勢で葵に競り勝った。学法福島は一回、柴田の内野安打と久一の右越え三塁打で2点を先制。二回に金子が2点三塁打を放った。葵は六回に赤城の2点左前打で反撃。八回に野中の適時打で1点差に迫ったが、後続が倒れた。
■けん制と三振で窮地切り抜ける 学法福島の原口
八回1死一、三塁からマウンドに立った学法福島の主戦原口琉那はけん制球と三振で一打逆転の窮地を切り抜けた。「理想の投球でチームに貢献できた」と笑顔を見せた。1点差の場面でも緊張は全くなく、冷静に投げるよう心がけた。直球と縦のスライダーを軸に組み立て、制球も安定していた。「声をかけ合い自分の役割を果たす」と次戦へ意気込んだ。
▼葵・野中悠人(八回に1点差に迫る適時打)積極的にバットを振った結果、直球を右前に運べた。チーム全員で高みを目指し、毎試合で安打を放てる打者になる。