
■聖光学院 機動力と選球眼光る
春のセンバツ出場校。4連覇を目指す夏は試合巧者ぶりを発揮し、勝ち上がってきた。
全3試合でチーム打率は3割1分7厘。3番菊地政善は3割、4番竹内啓汰は5割3分8厘と打線を引っ張る。12盗塁、16四球と機動力や選球眼の良さが際立つ。クリーンアップの前に走者をため得点に結び付けたい。
投手は主戦大嶋哲平が準々決勝で制球力を武器に9回2失点で完投。完投能力を持つ管野蓮、古谷野太心も控える。守備は失策1で、内外野ともに守りが堅い。
▷2回戦
11―4 福島北・伊達
(8回コールド)
▷3回戦
3―1 郡山商
▷準々決勝
7―2 日大東北
■光南 投手陣が好調キープ
3回戦と準々決勝で接戦を制し、春に続く4強に名を連ねた。4試合で4失点と投手陣の好投で試合をつくってきた。
タイプの異なる投手の渡辺真紘、酒井蓮、甲賀瑛士らを対戦相手によって継投で使い分ける。捕手鈴木竜馬が巧みな観察眼でリードする。
今大会第1号の本塁打を放った星純太は準々決勝でも勝ち越しスクイズを決めるなど好機で活躍。攻撃の要である西野佑、大槻峻平に加え、五ノ井悠は4割4分4厘、室井久陽は3割3分3厘と調子が良い。
▷1回戦
13―0 磐城農
(5回コールド)
▷2回戦
5―1 会津工
▷3回戦
3―1 いわき湯本
▷準々決勝
3―2 田村