
■学法石川 切れ目ない打線充実
3試合で19得点、3失点と盤石な試合運びを見せた。昨夏、今春の決勝で敗れた悔しさをバネに26年ぶりの頂点を目指す。
チーム打率は3割8分8厘。下位から上がった5番熊谷健太は6割6分7厘、3番佐川颯偉は5割5分6厘。毎試合四球を受けた4番大栄利哉と唯一本塁打が出た佐藤翼は5割だった。
投手はけがから復帰したばかりの佐藤翼が12回を投げて4安打1失点。菊池祥志も12回を2失点で抑えた。守備は3試合で失策2と安定している。
▷2回戦
8―1 会津学鳳
(8回コールド)
▷3回戦
3―1 修明
▷準々決勝
8―1 学法福島
(7回コールド)
■会津北嶺 投打ともにバランス
投打ともにバランスの取れた野球で2年ぶりの4強進出を果たした。悲願の初優勝に向けて駆け上がる。
チーム打率は3割4分8厘。2番吉田海刀が4割5分5厘、3番田原一聖が5割6分3厘、4番倉田頼杜が5割6分3厘と好調を維持している。
投手は左の関根恒喜が直球と緩い変化球を織り交ぜ、11回を投げて3失点と奮戦。小林雄陽は3試合に登板し3失点。右の主戦水村劉之介は粘りの投球が武器。守りは4試合で3併殺を奪うなど連係が取れている。
▷1回戦
18―2 福島明成
(5回コールド)
▷2回戦
4-1 東日大昌平
▷3回戦
7―4 安積
▷準々決勝
6―3 福島成蹊