ドローンサッカーと温泉を楽しんで 穴原温泉・吉川屋(福島市) 旅館内にコート設置は全国初

2025/08/06 15:59

  • Facebookで共有
  • Twitterで共有
ドローンを通じて、旅館の可能性を広げる畠常務
ドローンを通じて、旅館の可能性を広げる畠常務

 福島市飯坂町の穴原温泉・吉川屋は、館内にドローンが体験できるコートを設置した。企画した畠隆介常務は「ここだけにしかない、福島名物の施設にしたい」と話す。

 設置したのはドローンサッカー専用のコート。畠常務は日本ドローンサッカー連盟埼玉支部の代表を務めており、競技の魅力を広めていた。同連盟によると、旅館内にコートが設置されたのは全国で初めてだという。

 ドローンサッカーは、球状のプラスチックで覆われたドローンを空中にある輪っかのゴールに入れる。両サイドにゴールがあり、サッカーのように得点を競う。基本操作は簡単で、年齢や性別、障害などを問わずに楽しむことができるという。

 同連盟によると、ドローンサッカーはドローンの関心の高まりから、教育現場での需要が増えてきているという。

 コートは組み立て式で、当面は9日から20日まで(15日を除く)設置している。体験付き宿泊プランは2人1室利用時1人1万8370円から。問い合わせは吉川屋へ。