
馬刺しなどを提供している福島県会津若松市の飲食店などでつくる「会津ブランド馬肉 さくらの会」は8月15日、大阪市で試食会と販路開拓会議を開いた。会津ブランド馬肉の関西進出に向け、関係者から意見を募った。
飲食業や広告業の関係者ら13人が参加した。さくらの会の山寺勝雄副会長があいさつし、佐々木洋一事務局長が会津ブランド馬肉や会の活動について紹介した。馬刺しと共にニシンのさんしょう漬けやこづゆなど会津の郷土料理を提供し、PRした。会津清酒も振る舞い、食器には会津漆器を使用した。
販路開拓に向け、参加者にアンケートを実施した。試食会の感想は「馬刺しと清酒の相性が良かった」「インバウンド(訪日客)や富裕層向けには、料理や調味に一層の工夫が必要」「馬刺しのクセの強いイメージが変わった」などの感想が寄せられた。
商品を関西地方で知ってもらうためには、「分かりやすいキャッチコピーがほしい」「会津の歴史と関連したイベントを開催してほしい」「日本酒とセットで販売してはどうか」などのアイデアが出た。
さくらの会は8月16、17の両日、伊丹空港で一般の来場者向けに試食販売を実施した。
(会津版)