「ツール・ド・ふくしま」1300人エントリー 浜通りや中通りの被災地疾走 公道レース、7日に交通規制

2025/09/01 10:00

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 復興サイクルシリーズ「ツール・ド・ふくしま2025」は9月6、7の両日、浜通りなどを舞台に開催される。サイクリング部門とレース部門に福島県内外から前回を上回る約1300人がエントリーしており、関係者が本番に向けて準備を進めている。

 サイクリング部門には約600人がエントリーした。6日に走行距離124・4キロの「ふくしま復興ライド120」、72・5キロの「いわき浜海道ライド70」、44・2キロの「あぶくま山岳グルメライド40」を繰り広げる。7日に41・5キロを走る「ならはホープライド40」を実施する。コースの各所に「エイドステーション」を設け、「常磐もの」や特産品などの食を参加者に楽しんでもらう。

 レース部門は7日に実施し、約700人が参加予定。走行距離137キロの「グランフォンドふくしま140」、80キロの「メディオフォンドふくしま80」、48キロの「ロードレースふくしま50」を繰り広げる。

 ツール・ド・ふくしま2025は福島民報社、一般社団法人みんぽうスポーツ・文化コミッションが浜通りなどの15市町村と連携して開催する。

■7日の交通規制は午前中に順次解除

 9月7日に実施されるツール・ド・ふくしま2025のレース部門では、各所で交通規制が実施される。実施時間は午前中で、ブロックごとに参加者の通過時刻に合わせて順次、全面通行止めとなる。レース最後尾の警察車両が通過後に順次、解除される。詳細はツール・ド・ふくしまのホームページで確認できる。

 問い合わせは福島復興サイクルシリーズ事務局(平日午前10時~午後5時) 電話024(531)4171へ。

 交通規制のホームページのURL https://fukushima-cycle-series.jp/event5cp/1654/