
東京電力福島第1原発事故に伴う食の風評払拭や芸術の魅力の発信を目的に、福島県新地町は10月4日、初の「新地風土(フード)フェス」を開催する。町文化交流センター前の観海堂公園を会場に、町内の農水産物とアートをテーマにしたさまざまなイベントを繰り広げる。
町内産の魚介や野菜をふんだんに使ったピザ、春巻き、焼きそばを限定で販売する。道の駅なみえ総料理長の西芳照さんがシェフを務める。炭火で焼く浜焼きを限定250食で振る舞う。クラフトビールや特産品の販売、飲食と縁日のブースの設置、野菜の袋詰め、コメのプレゼントも催す。
特設ステージでは、ポップスやバンド演奏、ダンスを披露する。
時間は午前11時から午後8時まで。問い合わせは新地フードフェス事務局のサングラフィックスへ。
■20日から芸術イベント
9月20日から10月8日までは、町文化交流センター観海ホールでアートイベントを開く。町ゆかりの画家4人の作品展、町出身の漫画家横山孝雄さん(故人)の原画展を開催する。時間は午前10時から午後5時(10月4日は午後8時)まで。入場無料。問い合わせは町教育総務課へ。
(相双版)