世界選手権の切符目指してレベルアップ 車いすバスケ男子日本代表が練習公開 福島県いわき市で合宿

2025/09/05 10:04

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練習を見守る豊島さん(左)
練習を見守る豊島さん(左)

 福島県いわき市で強化合宿を行っている車いすバスケットボール男子日本代表は4日、市立総合体育館で練習を公開した。

 2021(令和3)年の東京パラリンピックで銀メダルを獲得した豊島英さん(いわき市出身)が4月から男子代表のアシスタントコーチを務めている縁で1日から5日まで合宿を行っている。

 東京パラに出場した藤本怜央(SUS)ら17選手が参加しており、試合形式の練習で激しいぶつかり合いを見せた。世界選手権への切符が懸かるアジア・オセアニア選手権(11月、タイ・バンコク)に向け、実力を高めている。

 豊島さんは練習を見守り、時折選手へ助言を送っていた。「いわきの皆さんから応援を受け、日本代表としての責任感が一層増した。来年の世界選手権、3年後のロサンゼルス・パラに向けてレベルアップしていく」と抱負を語った。