
家庭ごみを出すことができる時間を広げるモデル事業「ごみ出しサポート事業」は、福島県いわき市湘南台地区で繰り広げられている。10月31日まで。
今年2月に同地区で実施した同事業の第2弾。小名浜地区地域ケア会議と市の取り組みの一環。モデル事業の対象は3世帯で、湘南台第15、18、23集積所の3カ所で実施している。
3日、第23集積所で報道向けの説明会を開いた。ごみ出しが難しい対象世帯を訪問している介護職員が、専用ステッカーを貼っているごみ袋のごみ出しを代わりに行った。
一般ごみは通常、収集日の午前8時30分までに集積所に出すが、時間通りのごみ出しが難しい一人暮らしの高齢者世帯に加え、介護が必要な障害者世帯などもあり、家族や介護職員らの負担を軽減するモデル事業として取り組んでいる。
市などはモデルケースを参考に、今後に向けた検証もしていくという。問い合わせは小名浜地区地域ケア会議事務局へ。
(いわき版)