来年度から3部4局14課に 福島県西郷村、新庁舎開庁で組織再編 住民要望応じやすく

2025/09/05 16:28

  • Facebookで共有
  • Twitterで共有

 2026(令和8)年4月の新庁舎開庁に伴い福島県西郷村は来年度、部制を導入し、村長部局を新設するなどの組織再編を行う。高橋広志村長が4日、村役場で記者会見し明らかにした。

 組織の集約化を図ることで、業務をより効率的かつ柔軟に行えるようにし、住民の要望に応じやすくする目的。総務、厚生、産業建設の3部を設置し、組織力を強化する。部制導入に合わせ、係長制度を廃止してグループ制を採用する。再編により、14課4局1室体制が3部4局14課となる。グループは各課の中に設ける。

 村は今年度もコメ消費と子育て支援を目的とした「米消費拡大推進事業(子育て応援米支給)」を継続する。対象は18歳以下の子どもがいる世帯で、一人につきコメ10キロを配布する。村産のコシヒカリや、ひとめぼれの新米を配る。村内の農産物産館「まるごと西郷館」で11月から、支給する。

 高橋村長は「今後も人口が増加え続ける『選ばれる西郷村』を目指す」と語った。

(県南版)