地元の名酒を賞品にゴルフコンペ 福島県の白河銘酒販売促進協議会 10月から12月、参加者を募集

2025/09/05 16:31

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白河銘酒杯コンペを仕掛けた岩崎さん
白河銘酒杯コンペを仕掛けた岩崎さん

 福島県白河が誇る酒蔵とゴルフ場がタッグを組み地域を盛り上げる。白河銘酒販売促進協議会は10月から12月にかけて、地酒を賞品にしたゴルフコンペを開催する。試飲会や販売会も予定しており、県内各地からの参加を広く呼びかけている。

 白河地方は千駒酒造、有賀醸造、大谷忠吉本店などの有名酒蔵があり、ゴルフ場が集積する県内有数の〝メッカ〟でもある。この強みを生かそうと白河銘酒販売促進協議会が地域振興の一環で企画した。県地域創生総合支援事業(サポート事業)の指定も受けた。

 10月9日の白河ゴルフ俱楽部(白河市)、11月8日の棚倉田舎俱楽部(棚倉町)、12月6日の白河国際カントリークラブの3回。ハーフコンペで優勝者に千駒酒造の高級酒「遖(あっぱれ)」1升瓶、5・10・15位などの飛び賞に各銘柄の純米大吟醸、特別純米、大吟醸酒などを贈る。また参加賞で千駒、陣屋、登龍の特別純米酒(180ミリリットル)いずれか1本をプレゼントする。会費は千円。

 協議会長の岩崎洋一さん(64)は元白河市観光課長で、現在は購入した地酒をその場で味わえる角打ち店「楽翁堂」を経営している。地域おこしへの思いは強く、「県南地区が誇るゴルフと銘酒の掛け合わせで交流人口を増やしたい」と意欲を語る。

 コンペの申し込みは白河ゴルフ俱楽部、棚倉田舎俱楽部、白河国際カントリークラブへ。