福島復興サイクルロードレースシリーズ ツール・ド・ふくしま 6日開幕 福島県の姿を発信

2025/09/06 11:10

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天神岬スポーツ公園に設置されたステージ
天神岬スポーツ公園に設置されたステージ
会場にお目見えした弱虫ペダルの特製パネル
会場にお目見えした弱虫ペダルの特製パネル

 復興サイクルシリーズ「ツール・ド・ふくしま2025」は6、7の両日、浜通りなどを舞台に開催される。2日間にわたり、レースとサイクリングの両部門を実施。約1300人がエントリーする中、東日本大震災、東京電力福島第1原発事故からの復興に向けて歩む福島県の姿を発信する。

 5日はメインのスタート・ゴール地点となる楢葉町の天神岬スポーツ公園でステージの設営などの準備作業が進んだ。

 6日はサイクリング部門で123キロの「ふくしま復興ライド120」、75キロの「いわき浜海道ライド70」、44キロの「あぶくま山岳グルメライド40」が行われ、絶景や地元特産品などの食を参加者に楽しんでもらう。7日は参加者が競うレース部門で、走行距離137キロの「グランフォンドふくしま140」、80キロの「メディオフォンドふくしま80」、48キロの「ロードレースふくしま50」を繰り広げる。レースに合わせて7日に実施される交通規制は【表】の通り。サイクリング部門は43キロを走る「ならはホープライド40」を実施する。

 ツール・ド・ふくしま2025は福島民報社、一般社団法人みんぽうスポーツ・文化コミッションが浜通りなどの15市町村と連携して開催する。大会の詳細はツール・ド・ふくしまのホームページ(https://fukushima-cycle-series.jp/)で確認できる。


■「弱虫ペダル」の特製パネル登場スタート・ゴール地点

 「ツール・ド・ふくしま2025」の開催に合わせ、メインのスタート・ゴール地点となる天神岬スポーツ公園(楢葉町)に人気漫画「弱虫ペダル」の特製パネルが登場した。

 弱虫ペダルは自転車競技を通じて少年が成長する姿を描いた作品。「週刊少年チャンピオン」で連載されている。発行する秋田書店が「ツール・ド・ふくしま」に協賛し、パネルを作った。

 主人公の小野田坂道が描かれ、作者の渡辺航さんが「ふくしまを走って食べて味わいつくそう!!」とメッセージを寄せている。大会終了後も当面の間、展示される予定。


【7日の交通規制時間一覧】

・天神岬スポーツ公園~富岡町総合スポーツセンター関門

午前5時30分~6時40分

・富岡町総合スポーツセンター関門~伝承館関門

午前5時50分~7時10分

・伝承館関門~馬事公苑関門

午前6時10分~8時30分

・馬事公苑関門~114号合流関門

午前7時~8時40分

・114号合流関門~あぜりあ関門

午前7時20分~9時30分

・あぜりあ関門~都路関門

午前8時~9時40分

・都路関門~県道35号山麓線入り口

午前8時10分~10時40分

・県道35号山麓線入り口~楢葉上繁岡関門

午前8時40分~11時20分

・楢葉上繁岡関門~天神岬スポーツ公園

午前9時~10時55分