
JAグループ福島の「GAP交流会」は5日、福島県郡山市の郡山ビューホテルで開かれ、生産者らが農産物の安全認証制度「GAP」取得や流通の促進に向けて意見を交わした。
県内のJA、小売りや飲食、流通の事業者ら約130人が参加した。原喜代志JA福島五連会長が「GAPの輪を広げ、産地のさらなる強化につなげていきたい」とあいさつした。
宮原義博日本適合性認定協会認定審査員がGAPの役割と価値に関して講演した。小泉正人セブン―イレブン・ジャパン東北地区チーフマーチャンダイザーが食品事業者のGAP需要を解説し、県内5JAの代表者が産地ごとの取り組みを紹介した。
会場にはGAP認証を受けた県産農産物を使った料理が並んだ。来場者が試食しながら、品質の高さや販路拡大に関して情報交換した。