

観光客に檜枝岐歌舞伎を楽しんでもらう「檜枝岐歌舞伎の夕べ」は6日、福島県檜枝岐村の国重要有形民俗文化財「檜枝岐の舞台」で開かれた。40回目の記念公演で例年の夜間ではなく昼間に開催し、来場者が江戸時代から続く伝統の芝居を満喫した。
昼間に開催して終演後も温泉や食事を楽しんでもらおうと時刻を早めた。歌舞伎の伝統を受け継ぐ千葉之家花駒座が出演した。舞台清めの「寿式三番叟」の後、「鎌倉三代記 三浦別れの段」を上演した。初秋の爽やかな風が吹く中、来場者は明るい会場で熱演を見守った。
花駒座の星昭仁座長と尾瀬檜枝岐温泉観光協会の星浩彦会長があいさつした。
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ラジオ福島は上演に先立ち、花駒座にのぼり旗を贈った。横山貴一社長が星座長に手渡した。