
第64回福島県芸術祭の開幕式典・開幕行事は7日、矢吹町の町文化センターで行われた。県南地域の伝統芸能などを紹介し、文化芸術の一層の振興を誓った。
県芸術文化団体連合会などの主催。矢吹町では13年ぶり2回目の開催。鈴木正晃副知事と杉昭重県芸術祭運営委員長があいさつ、蛭田泰昭矢吹町長が歓迎の言葉を述べた。県芸術祭県南地区実行委員会の佐藤和子委員長が開幕を宣言した。式典に先立ち光南高吹奏楽部が華やかな演奏を披露し、会場を盛り上げた。
開幕行事では塙祭ばやし保存会(塙町)など11団体が伝統芸能や舞踊、ジャズ演奏などを発表し、多くの来場者が拍手を送った。
今年度の県芸術祭は来年1月までに主催行事35、参加行事91の合わせて126行事を県南を重点地区として県内各地で催す。