残暑の中、ポロシャツで業務推進 福島県警が熱中症対策で試験運用

2025/09/09 17:00

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脱帽し、ポロシャツを着用して執務に当たる署員
脱帽し、ポロシャツを着用して執務に当たる署員

 福島県警は熱中症対策として、制服警察官向けにポロシャツ型夏服を試験運用している。県警本部施設装備課によると、伸縮性や通気性に優れており、残暑が続く中で業務改善につながっているという。

 8日、福島署駅前交番で業務の様子を公開した。菅原崇巡査部長(51)は「熱がこもらないため助かっている」と効果を語った。交番・駐在所内では脱帽した状態での業務も認めている。

 ポロシャツは8月中旬に福島、郡山、会津、いわき中央の4署に計160着が配備され、10月下旬まで着用する予定。試験運用の終了後、各署にアンケート調査を実施し、本格導入に向けて検討する。