
陸上の世界選手権東京大会に出場するウクライナとリトアニアの選手団は9日、福島県白河市のしらかわカタールスポーツパーク(市総合運動公園)陸上競技場で練習を公開した。練習に先立ち、歓迎セレモニーが行われ、多くの市民が出迎えた。
セレモニーは市主催。市内の子どもたちや陸上関係者ら約300人が両国の国旗を振りながら歓迎した。鈴木和夫市長が「祖国に勇気と希望を与えられるよう練習を積んでほしい」とあいさつした。男子円盤投げ世界記録保持者のミコラス・アレクナ選手(リトアニア)らが謝辞を述べた。
鈴木市長が国旗の色をあしらった白河だるまを選手団に贈った。市内のわかば保育園の園児が手作りの金メダルを選手の首にかけるなどして交流を深めた。