世界トップレベルの技術を熱く伝授 世界陸上チェコ代表 福島県いわき市で講習会 高校生との交流楽しむ

2025/09/11 15:31

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走り幅跳びを指導するジョセフコーチ
走り幅跳びを指導するジョセフコーチ
記念写真に納まるチェコ代表と高校生ら
記念写真に納まるチェコ代表と高校生ら

 10日に福島県いわき市のいわき陸上競技場で開かれた、陸上の世界選手権東京大会に出場するチェコ代表による走り幅跳びと走り高跳びの講習会では、地元の高校生が世界トップレベルの技術を吸収した。

 チェコ代表は13日開幕の大会に向け、5日から12日まで競技場などで事前合宿を行っている。陸上競技の普及と国際交流を目的に、いわき市内の高校陸上部に所属する高校生を対象とした講習会を開いた。

 走り幅跳びをジョセフ・カラスコーチ、走り高跳びをヤロスラフ・ババコーチが指導した。助走のコツを重点的に教え、スピードに乗るための走り方を熱心に伝えた。

 走り幅跳びのラデク・ユシュカ選手、十種競技のウィレム・ストラスキー選手、走り高跳びのヤン・シュテフェラ選手も練習の様子を見守り、助言を送っていた。講習会後には一緒に写真を撮ったり、サインに応じたりして高校生との交流を楽しんでいた。

 ジョセフコーチは「いわきはとても気に入っていて、落ち着いた環境で良い練習ができている。練習をサポートしてくれる人たちはみんな良い人で、何度でも来たいくらいだ」と語った。

(いわき版)