福島市の福島商業高商品開発部は１３、１４の両日に市内四季の里で開かれる「ふくしまカレーまつり」に初出店する。今年から新設された商品開発部の部員１１人がレシピの考案などに励んできた。「爽やか」と「健康」を意識した「爽快！さわやカレーパン」として、２種類販売する。
「爽カレーパン」は口当たりまろやかなカレーの中にレモンの味わいを楽しめる。「快カレーパン」はピリ辛で食べ応えのあるカレーとグレープフルーツの絶妙なバランスを味わえる。
暑い中でも爽やかに食べられるよう、カレーパンの中にかんきつ系のフルーツを入れた。市内で総菜製造や食品販売を手がける松月堂に試作してもらい、味の試行錯誤を重ねた。
県が減塩や脱肥満に重点を置いた施策を展開していることから健康面にも着目し、従来とは異なる「揚げないカレーパン」に仕上げた。冷めても、もちもちとした食感を味わえるように工夫した。
部員らはクラウドファンディング（ＣＦ）で出店費用を募っている。福島銀行の支援を受け、サイト「ＣＡＭＰＦＩＲＥ（キャンプファイヤー）」で３０日まで実施している。目標金額は８５万円。問い合わせは同行ＤＸ・市場営業部ＤＸ課へ。
（県北版）
.jpg)
