
福島県新地町で特産のイチジクの収穫が最盛期を迎えている。実は甘露煮やアイスクリームに加工して販売され、秋の味覚として人気を集めている。
同町福田の農業草野正男さん(68)方では約40アールの畑で栽培している。妻美貴子さん(65)と共に緑色の実を一つ一つ丁寧に収穫している。今年は猛暑の影響で収量は減る見込みだが、悪くない出来だという。草野さんは「鮮度にこだわって出荷している。手に取ってほしい」と話している。
収穫した実はJAふくしま未来を通じて県内外に出荷される。町内の直売所でも販売している。作業は今月末まで続く。