
福島市の飯坂温泉地酒をつくる会は12日、市内飯坂町で栽培したコメを使った「純米吟醸 摺上川」の「ひやおろし」を発売した。
農業振興や温泉街の活性化などを目指し、2017(平成29)年から造っている。福島市産にこだわり、県が開発した酒造好適米「福乃香」を飯坂町の水田で栽培し、地元を流れる摺上川の水を使っている。市内唯一の蔵元・金水晶酒造で仕込んだ。まろやかですっきりした味わいが特徴。
価格は720ミリリットル入りで1930円(税込み)。市内の舛七酒店、旧堀切邸、角田商店、いちい飯坂店、コラッセふくしま1階の県観光物産館、川瀬酒販、道の駅ふくしま、カネサ藤原屋で販売している。
安斎忠作会長、菊田透副会長、佐藤真也幹事がPRしている。12月末には新酒の生酒が発売される予定。