
福島県白河市内の高校茶道部茶会は14日、市内の翠楽苑で始まり、高校生が作法にのっとり来場者をもてなした。
白河観光物産協会の主催で、翠楽苑開園30周年記念事業。高校生が日頃の練習の成果を披露できる場を設けようと毎年催してきたが、コロナ禍をはさみ6年ぶりとなった。
14日は白河実と白河旭の2高校の茶道部員合わせて27人が参加した。部員は緊張した表情ながらもお点前を披露したり、茶菓子を振る舞ったりした。来場者は抹茶をじっくりと味わいながら至福のひとときを過ごした。
白河実高茶道部の松本洸優部長(3年)は「落ち着いた雰囲気の中で、お茶を差し上げることができた」と満足そうだった。
27日には白河高茶道部の生徒約30人がお茶を提供する。
(県南版)