
日本サッカー協会は16日、福島市出身で日本女子代表「なでしこジャパン」元監督高倉麻子さん(57)ら6人をたたえる殿堂掲額式典を東京都のJFAサッカー文化創造拠点 blue―ing!(ブルーイング)で行った。
高倉さんは日の丸をイメージした服装で登壇した。現役時代からの功績が映像で紹介された後、宮本恒靖会長から自身の似顔絵の彫られた記念プレートを受け取った。高倉さんは「たくさんの方々に支えられて今日の私がいる」と謝辞を述べ、「なでしこジャパン(女子日本代表)の活躍を願っている」と後輩たちにエールを送った。
高倉さんは福島三中、福島成蹊女高(現福島成蹊高)、和光大卒。国内女子サッカーの黎明[れいめい]期から第一線で活躍し、引退後は指導者として後進の育成に尽力した。