

「新いわき産品フードコンテスト」の最終審査は12日、福島県いわき市石炭・化石館で行われ、しんごSUNの「芳醇プレミアム 小名浜たこせんべい」がグランプリに輝いた。準グランプリには長久保食品の「いわきの採れたて野菜しあわせの美人ピクルスぷるぷるとまと」が選ばれた。
中小企業診断士の茂井康宏さんを中心にスーパーや観光関係者、大手百貨店バイヤーなど12人が審査に当たった。地域性、創造性、市場性、品質、デザイン性の5つの観点から審査した。6日に行われた一般試食審査会の結果も踏まえ、受賞商品を選んだ。両商品はいわき観光まちづくりビューローといわき商工会議所がPRし、販路拡大を目指す。
しんごSUNの馬上新悟社長は「名誉ある賞をいただいた。いわきを盛り上げるため、さらに精進する」と話した。長久保食品の篠原福一社長は「さらに新商品開発に取り組み、全国に発信していきたい」と述べた。
(いわき版)