
▽3回戦 日大東北10-8郡山
【評】両チーム合わせて29安打の乱打戦は、郡山の猛追を振り切った日大東北に軍配が上がった。日大東北は1点を追う五回、長谷川の2点適時打などで一挙5点を奪い逆転。終盤もリードを守り切った。郡山は終盤に3点を追加したが再度の逆転はかなわなかった。
日大東北の1年生左腕長谷川遼が投打で活躍し、チームを4年ぶりの秋8強に導いた。「勝利につながるプレーができて良かった」と充実した表情。三回途中から2番手でマウンドに上がると、八回以外を無失点で切り抜けた。打撃では1点を追う五回1死二、三塁で逆転の中前打を放った。接戦をくぐり抜け、「自分の投球で東北大会出場に貢献する」と自信に満ちた声で語った。
▼郡山・和知颯斗(被安打5で6失点)四球や守備のミスで崩れてしまい、自分たちの野球ができなかった。フォームに磨きをかけ、安定した投球を身に付けたい。