郡山市長に抱負語る B2福島ファイヤーボンズの選手ら 2025―26シーズン開幕に向け

2025/09/21 15:30

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椎根市長に今季の意気込みを語った西田社長(右)、笠井主将(右から2人目)、渡辺GM(左)
椎根市長に今季の意気込みを語った西田社長(右)、笠井主将(右から2人目)、渡辺GM(左)

 バスケットボールのりそなBリーグ2部(B2)東地区の福島ファイヤーボンズの選手らは17日、福島県の郡山市役所で椎根健雄市長に2025―26シーズン開幕に向けた抱負を語った。

 クラブを運営する福島スポーツエンタテインメントの西田創社長、渡辺拓馬ゼネラルマネジャー(GM)=福島市出身=、ボンズの笠井康平主将が訪れた。

 西田社長は最上位「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」参入に向けた「審査期間」になると今季の位置付けを説明した。地域に身近なチームを目指すと強調し、「参入条件の一つであるホーム戦平均集客4千人を郡山の地で実現したい」と意気込んだ。

 チーム編成などを担った渡辺GMは「見に来た人の人生が右肩上がりになるきっかけを与えられるプレーを見せる」と闘志を燃やした。

 昨季から唯一の継続選手としてチームをけん引する笠井主将は「いいものを作ろうという姿勢を全員が持っている。仲間と一丸となってシーズンを戦う」と決意を示した。

 椎根市長はクラブが地域に近い存在になっているとし、「市民と一緒に応援していきたい」と激励した。

 開幕戦は10月4、5の両日、市内の宝来屋ボンズアリーナ(郡山総合体育館)で同地区の横浜エクセレンスと対戦する。

(郡山版)