
福島市の福島工高定時制課程の4人は国家技能検定3級機械保全に合格した。4人とも同検定3級機械検査に続く快挙で、県内の定時制過程での2職種合格は初めて。
4人はいずれも工業科3年の伊藤颯汰さん、伊藤凌壱さん、関根憲太さん、高橋悠真さん。試験は6月に行われ、実技や学科で機械の保全に必要な技能や知識が問われた。授業やアルバイトに励む合間の時間を使い、試験勉強に打ち込んだ。
伊藤凌壱さんは「不安だったが、先生に手厚く教えてもらい合格できた」、関根さんは「本番を意識して対策したので焦らず臨めた」と喜びを語った。伊藤颯汰さんは「将来は電気工事に関する職に就きたい」、高橋さんは「資格を生かし、機械系の仕事に就職したい」と卒業後の進路を見据えた。
(県北版)