福島県郡山市は２１日、市内のビッグアイ７階・市民交流プラザで、こおりやま広域圏内の起業家を支援する事業をスタートした。社会課題の解決につながる取り組みの事業化に向け、専門家が起業家に助言し支援していく。
採択者６組が参加し、事業化を目指す取り組みを発表した。このうち、ＦｉｎｄＶａｌｕｅ代表取締役の大川翔さんは企業における若手人材の育成と定着をテーマに掲げた。ふくしまワンダーの高橋裕一社長と高橋智樹営業本部長は地域での保育人材の確保と循環の停滞、ハーベストＮＥＸＴの満井みさ子代表は介護離職の増加に対する事業案を示した。
参加者は専門家と対話を重ね、事業内容を明確化していく。１２月には都内で投資家や企業関係者との交流会を開く。来年３月１４日に半年間の成果を市民に発表する。
（郡山版）
.jpg)
