
福島県会津地方の県文学賞受賞者らでつくる会津文芸クラブは総合文芸誌「会津文芸」第9号を発行した。
2017(平成29)年から毎年9月に発行している。会員の小説8編、評論1編、随筆5編、詩4編、短歌5編、俳句4編の計27作品を収めた。巻頭では小説家の木村令胡さん(会津若松市)を特集し、昨年11月の「会津文芸のつどい」で会員の遠藤剛さんが講演した「川柳でみる医療」をまとめた。南会津高と会津高の生徒が手がけた詩や小説などを「青少年作品のひろば」に取り上げた。
A5版332ページ、税込み1430円で県内の主要書店で取り扱う。本名幸平会長は「巻頭特集では木村さんの豊かな人生経験が読み取れる。10代から80代までの幅広い世代の作品を楽しんでほしい」と語り、田辺賢行副会長、矢沢重徳編集長、佐藤定満幹事とともにPRした。
第9号に関する問い合わせは事務局へ。
(会津版)