
JA福島さくらによる福島県川内村の2025(令和7)年産米の初検査式は24日、村自動ラック式低温倉庫で行われ、品質を確認して等級を判定する作業を開始した。
関係者が出席し、JA福島さくらふたば統括センターの猪狩浩美統括部長、遠藤雄幸村長があいさつした。留意事項を確認した後、検査に入った。作業員が倉庫に運び込まれた米袋から米粒を抜き取り、検査員が形や光沢、水分量などを確認した。
初日は、主食用米は約19トンを検査し、ほとんどが1等米だった。検査は11月上旬ごろまで続く見通し。同JAによると、今年の川内村産米は平年並みの品質が保たれているという。
(相双版)