
情報セキュリティコンサルティングサービス業「SaCuRa Knowledge Factory(サクラナレッジファクトリー)」(本社・東京)の阿部智明代表取締役CEOは26日、福島市の福島西高を訪れた。10月4、5日、北塩原村で開催する音楽イベント「風とロック芋煮会2025」の協賛社。当日出展する生徒たち作成のオブジェを見学した。
阿部CEOは市内出身で、同校の卒業生。福島北高との統合で、2027(令和9)年に新設校が開校する前に母校の後輩たちの役に立ちたいと今回の制作物の支援を行った。
佐々木理夫校長と懇談した後、デザイン科学科ビジュアルデザインコースの2年生17人と交流。発泡スチロールを削り、赤べこをモチーフに福島県の特産品を飾った生徒たちの力作がお披露目された。出演者を描いたパネルと合わせ、撮影スポットとして活用してもらう。コース長の三浦彩冴さんは「材料費など提供していただき、自分たちの満足できる作品になった」と感謝を述べた。阿部CEOは「後輩たちに喜んでもらえ、うれしい。多くの人に楽しんでもらいたい」と笑顔を見せた。