
福島県桑折町町制施行70周年記念事業「奥州こおり宿 楽市楽座in山車フェス」は28日、町内で催され、町内の山車13台がにぎやかに練り歩いた。かつて栄えた宿場町のにぎわいを再現しようと初めて実施した。
町の主催、フェス運営委員会の共催。山車は高橋宣博町長が打ち鳴らした拍子木の音を合図に旧伊達郡役所を出発した。おはやしを鳴り響かせながら各地区の若連らが威勢の良いかけ声と共に山車を引いた。メイン会場の町役場に到着すると来場者から拍手が送られた。
オープニングでは、半田醸芳小児童による半田銀山祇園ばやし太鼓の演奏が花を添えた。招かれた帝京安積高和太鼓部が全国トップレベルの演奏を披露した。
町名産の半田銀山そばなど多彩な飲食や販売ブースが並び、食や観光、歴史文化など町の魅力を来場者に発信した。