
第41回だての郷 霊山太鼓まつりは28日、福島県伊達市保原総合公園で催され、勇壮な太鼓の音色が鳴り響いた。昨年は台風で中止となり、2年ぶりの開催。
実行委員会の主催。須田博行市長の陣太鼓の打ち鳴らしに続いて、市内各地から集結した霊山太鼓保存会の打ち手約300人が同時打ちを披露し、会場が熱気に包まれた。小中学生の霊山太鼓コンテストや歌謡ショー、ライブも繰り広げられた。ふくしま三大鶏フェスも同会場で行われ、大勢の来場者でにぎわった。
霊山太鼓は約350年前の江戸時代寛文年間が始まりとされる伝統ある太鼓で、信達地方で独自に発展を遂げた。東北新幹線の開業を記念してまつりが始まったという。現在、16団体が伝統を継承している。