玉井詩織、舞台出演でカンパニーは「第2のももクロ」 赤は上田竜也?

2025/09/10 04:00

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千秋楽までへの意気込みを語ったももいろクローバーZ・玉井詩織 (C)ORICON NewS inc.
千秋楽までへの意気込みを語ったももいろクローバーZ・玉井詩織 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の上田竜也、ももいろクローバーZの玉井詩織が9日、東京・外苑前の日本青年館ホールで行われた音楽劇『謎解きはディナーのあとで』初日会見に参加した。

【写真】晴れやかな笑顔を見せる上田竜也&玉井詩織&橋本良亮ら

 初日を終え、上田は「けいこが始まって1ヶ月。長いようで短い、という言葉がぴったりだなと思います。始まった時は『まだ1ヶ月ある』と思っていたんですけど、きょう初日。けいこ場とは違った笑いがお客さんの笑い方も新鮮でした。『ここで笑ってくれるんだ』といった発見もありました」と振り返る。そして「初日が開けてしまったら終わりまですぐ。ちょっと早いですけどさみしい感覚もあります」と話した。

 玉井は「まず、幕を開けられてうれしく思います。けいこが始まった当初は、とにかく時間がないという中でやっていた。1ヶ月あるとは思っていたんですけど、過ぎてみたらあっという間で。不安もあったんですけど、初日を迎えられて、お客さんの反応も見られて、まずはよかったなと思います。ここから千秋楽まで1日1日大切に頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。

 玉井とのコンビネーションについて問われると上田は「けいこ場も明るくて、みんなを元気にさせてくれるような存在。だんだんけいこを進める上で、麗子というキャラクターがいい意味でバカに見えて、愛おしくかわいげがあった。見ている過程は楽しかったです」と朗らかに話す。玉井は「原作があるもの。キャラクターを作るのが難しかったんですけど、いろんな挑戦をしていく中で上田さんが『バカだなぁ』という顔でたまに見ている時があった。それが影山と重なる部分があった。座長が引っ張ってくれました」と感謝した。

 また、ももクロメンバーの話題に。玉井は「メンバーも『見に来たい』と言ってくれました。グループを飛び出して新たなチームでモノを作るのは刺激ももらえますし、やりがいも感じます。グループとは、また別に仲間ができた感覚でうれしいです。ここで経験したことをグループに持ち帰って、何かグループに還元できたら」とする。そしてカンパニーについて「第2のももクロができた感じ」と玉井はにっこり。玉井は「(座長の上田は)赤(百田夏菜子)ですよね。リーダーなので」と断言し、上田は「エビぞりやる?」とノリノリで笑っていた。

 音楽劇『謎解きはディナーのあとで』は、9日から23日まで同所で。その後、27日から来月1日まで大阪・SkyシアターMBSで上演される。

 そのほか会見には、橋本良亮(A.B.C-Z)、凪七瑠海、大澄賢也、演出の河原雅彦氏も参加した。

 今作はシリーズ累計500万部を突破、2011年の本屋大賞を受賞した東川篤哉氏による大ヒット小説を舞台化。毒舌執事とお嬢様刑事が繰り広げる軽快なやりとりと本格的な謎解きが話題となり、2011年にドラマ化、14年の時を経て今年4月からは全国フジテレビ系“ノイタミナ”にてテレビアニメが放送中と、国民的人気を誇るミステリー。

 今回は脚本に演劇ユニット「Mo’xtra」を主宰し、『デカローグ I~X』の上演台本や『私の一ヶ月』の脚本を務めた須貝英氏、演出に『歌喜劇~蘇る市場三郎 冥土の恋~』やミュージカル『アメリカン・サイコ』で演出を務める河原雅彦氏のもと、舞台オリジナルストーリーにて音楽劇として上演する。毒舌執事・影山役を上田。お嬢様刑事・宝生麗子役を玉井。麗子の上司で派手な御曹司警部・風祭京一郎役を橋本が演じる。