名君の大名文化―岡山池田家と会津 武、その華と志―

 西国を代表する大名家・岡山藩主池田家伝来の品を集める企画展「名君の大名文化―岡山池田家と会津 武、その華と志―」は7日、福島県会津若松市の県立博物館で開幕した。「短刀 無銘 伝正宗(名物九鬼正宗)」など国宝3点をはじめ重要文化財の能装束や太刀などを展示し、大名文化の粋を伝える。12月4日まで。

 県立博物館、福島民報社、福島テレビでつくる実行委員会の主催。福島民報創刊130周年記念事業。池田家の名品を所蔵する林原美術館(岡山市)の特別協力。

 国宝は他に「太刀 銘 吉房」と「太刀 銘 備前国長船住左近衛将監長光造」。また、岡山藩士から文人に転身し、会津藩に招かれて保科正之を祭る土津神社(猪苗代町)の神楽を再興した浦上玉堂と、会津藩士となった玉堂の子・秋琴の作品や資料も展示し、武家文化を花開かせた会津藩と岡山藩の関わりを多角的に探る。