
福島県は県内で7月に感染判明した新型コロナウイルス陽性者の変異株検査で、インドで確認された変異株「デルタ株」の可能性が高い「L452R」が新たに1人の検体から確認されたと17日、発表した。L452Rの確認は県内で6件目となった。
県によると、検体は県衛生研究所でスクリーニング検査し、16日にL452Rと判明した。同研究所か国立感染症研究所でゲノム解析し、デルタ株かどうか確定させる。県は性別や年齢、居住地などの詳細な情報を明らかにしていない。
県内でのL452Rの変異株検査は県衛生研究所、福島、郡山両市保健所、民間検査機関で実施している。これまでに確認された5件は福島、郡山両市保健所で各2件、民間検査機関で1件だった。